東京都、26日のコロナ新規感染者は425人 前週比20人増で1月下旬の水準に
東京都福祉保健局が発表した新型コロナウイルス新規感染者数は425人。月曜日としては1月下旬の水準にまで悪化している。
東京都福祉保健局が発表した26日15時時点の東京都内の新型コロナウイルス新規感染者数(速報値)は、425人となった。重症者数は前日から5人増加して55人、65歳以上の新規感染者数は25人減少して42人だった。
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■前週比20人増
2021年以降の月曜日の推移を見てみると、最も少なかったのは3月8日の116人。そこから一貫して増加を続け、現在はその4倍近い数値に。今週は対前週比で20人増加した。
なお、前日と比較すると210人減少している。
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■直近7日間の移動平均は730人超え
直近7日間の移動平均は730.0人。3日連続で700人台を記録した。対前週比では121.5%と5日連続で低下。ただし47日連続で100%を上回り、高止まりしている。
また、年代別では、20代が117人、30代が90人、40代が64人と続く。男女別では男性245人に対して女性は180人。東京都の累計感染者数は135,598人となった。
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■「緊急事態宣言で変化」は2割
東京・大阪など4都府県に25日から発令されている緊急事態宣言。しらべぇ編集部がツイッターユーザーを対象にした調査では、地域が限られていることもあってか、「緊急事態宣言で生活の変化があった」と答えた割合は全体の17.7%にとどまっている。
一見少なく見えるものの、月曜日として1月下旬の状況まで悪化している新型コロナの感染拡大。今後の推移にも懸念が高まる。
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(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)