「河童や天狗も出て来ない」 緊急事態宣言を告知する兵庫県「謎看板」の秘密に迫る
兵庫県福崎町は『妖怪談義』の著者・柳田國男氏の出生地。看板もそれならではだった…
兵庫県は26日、県内で310人が新型コロナウイルスに感染したことが新たに確認されたと発表。県内で月曜日に発表された感染者数としてはこれまでで最も多くなった。
そんな緊急事態宣言が出されている兵庫県内のある看板が話題を呼んでいる。
■ただ事実を書いているだけ
その看板には、「兵庫県内緊急事態宣言中『河童も天狗も出てきません』。もう一つには、「ガジロウは出てきません」と書かれている。
緊急事態宣言発令のため、ガジロウも天狗も出没自粛中です。
ごめんね🥲#兵庫県福崎町#辻川山公園 #ガジロウ #天狗#出没自粛 pic.twitter.com/qR2oDDMFV0— ガジロウさん【公式】 (@youkaicon) April 24, 2021
この看板をSNS上で見た人からは、「そっかあ。それだけ深刻なのか」や、「河童も天狗も出てきませんとは、どういうこと?」といった声があがっている。この看板を設置している福崎町地域振興課は、「ただ事実を書いているだけなのです」と話す。
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■池の中からでてくるガジロウ
河童の河次郎(ガジロウ)は、町内にある辻川山(つじかわやま)公園の池の中から、普段は15分ごとに顔をだす。
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■JR福崎駅にも出没
また、ガジロウは池の中に引っ込んだあと、地下トンネルを通って8分かけてJR福崎駅の水槽に行き、今度は水槽からでてくるという設定。