『スッキリ』PTA役員決めに不満続出 「子育て一番の苦痛」「地獄」の声も
多くの親たちを悩ませる学校の「PTA役員」問題。「子育て一番の苦痛」との声もあがるが、この問題に『スッキリ』メンバーたちは…
■「ひん曲がった民主主義的なもの」と苦言
一連の話題にキャンベル氏は、「親だから地域パトロールができるとか、ベルマークの回収ができるってことはないんですよ」と切り出し、子供のためにならずモチベーションが上がらないタスクばかり任されているのが「今のPTAの現状」と問題を提起する。
さらに、「(学校の業務を)保護者たちに外注している気がする。別に保護者じゃなくていいわけですよ。お金があれば民間でやってもらえばいいし、そもそもやらなくてもいいものもあるはず」と指摘。
一部で実施されているPTA役員のポイント制についても「妙にひん曲がった民主主義的なもの」と苦言を呈し、「子供が豊かに学ぶことを楽しむ、知る、健全に育っていくために親がどういうサポートができるかってことを、それができる人からボランティアという原点にもう一度見据える」と述べた。
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■約4割がPTAを否定
数多くの不満の声があがるPTAだが、しらべぇ編集部が全国20〜60代の男女1,358名に調査したところ、全体の39.7%が「PTAはなくしたほうがいい」と回答。約4割が存在を否定していると考えると、いかに多くの人たちを悩ませていることがわかるだろう。
「ひん曲がった民主主義」発言をはじめ一連のキャンベル氏のコメントに、SNS上では「そのとおり!」「キャンベルさんの意見が素晴らしい」「発言に拍手喝采したい!」との声があがっている。
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(文/しらべぇ編集部・二宮 新一)
対象:全国20代~60代の男女1,358名 (有効回答数)