モト冬樹、コロナ感染拡大の中での聖火リレー“強行”に疑問 「なぜ?」
モト冬樹が自身のブログを更新。各地で感染拡大が続く状況での東京五輪開催に改めて疑問と怒りを綴った。
タレントのモト冬樹が28日、自身のブログを更新。新型コロナウイルスの感染が拡大している中で東京五輪の聖火リレーが行われていることに疑問を呈した。
■聖火リレー実施に「なぜ?」
現在、4都府県に3回目となる緊急事態宣言が発令され、7県がまん延防止等重点措置の対象となっており、商業施設や飲食店への休業や時短営業の要請、イベントの開催制限などが実施されている。
モトは、「なぜ?」と題して、「いま、感染者が拡大し、緊急事態宣言が発令され、医療もひっ迫している状態だ。いろいろなイベントが自粛されている中、なぜ聖火リレーは強行されているのか?」と書き出した。
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■苦しんでいる国民のために
続けて、「いくらIOCが仕切っているとはいえ、こんな状況でなぜ東京五輪を中止すると言えないのか? 東京五輪関係の支出には税金も入っている。なぜ、そのお金を苦しんでいる国民のためにまわせないのか?」と五輪の開催自体にも疑問を投げかけた。
最後は、「なぜ? なぜ? なぜ?」と繰り返し、怒りをにじませている。
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■五輪開催に賛成する人の割合は
ちなみに、しらべぇ編集部がツイッターユーザーを対象に実施した調査では、全体の63.3%が「東京五輪の聖火リレーは中止すべき」と回答している。
各地で医療体制が危機的状況にある中、東京五輪・パラリンピック組織委員会が大会の医療スタッフとして看護師500人の確保を依頼したことに疑問や批判の声も上がっており、国民の理解が得られているとはいいがたい状況となっているようだ。
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(文/しらべぇ編集部・しばたけろこ)