人気コミック『はたらく細胞』の「新型コロナウイルス編」完成 無料配信も話題に
日本が誇る人気漫画『はたらく細胞』を通じて、世界中に感染予防の正しい知識を普及。
新型コロナウイルス感染症が世界に広がり、感染者は1億人を突破し、いまだ終息するめどは立っていない。そんな状況の中、講談社は厚生労働省の協力のもと、体内細胞を擬人化したコミック『はたらく細胞』の「新型コロナウイルス編」と「感染予防編」(描き下ろし)を制作した。
■体内細胞の人知れぬ活躍を描いた
人気コミック『はたらく細胞』は、人間一人あたりの細胞数、およそ37兆個には「細胞の数だけ仕事(ドラマ)がある」がテーマ。
ウイルスや細菌が体内に侵入したときやアレルギー反応が起こったとき、ケガをしたときなど白血球と赤血球を中心とした体内細胞の人知れぬ活躍を描いた「細胞擬人化漫画」だ。
関連記事:武田真治、コロナ後にインフル感染 「すごい確率」「災難」と同情の声
■シリーズ累計500万部突破
現在、コミックは欧米やアジアなど世界16の国や地域で出版され、シリーズ累計500万部を突破。アニメは約130の国で配信されている。
今回の特別版の2作品は、JICA(国際協力機構)の支援を得て、英語やヒンディー語に翻訳し、ムービングコミック(音声や効果音入り)で世界に無料配信。まず最初に、28日から日本語版の配信が始まった。