鈴木亮平、『TOKYO MER』で危険な現場に飛び込む“スーパー救命救急医”に
鈴木亮平が7月クールのTBS系『TOKYO MER~走る緊急救命室~』に主演。危険な現場で闘う救命救急医を熱く演じる。
■現役救急医が「理想の医療」
最新鋭の機材とオペ室を備えたTOKYO MERの専用車両・ERカーは、8トン車を半年間かけて改造して製作。現実には存在しない架空の車両だが、ドラマを監修する現役の救命救急医らが、「もし本当にあったら『救急医療の理想』」と考える特殊車両として仕上げられた。
また、脚本は日曜劇場『グランメゾン東京』や『危険なビーナス』のほか、映画『キングダム』などで知られる黒岩勉氏が担当。スケールの大きなエピソードで、救命救急チームの闘いを熱く描く。
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■医療従事者へのエールに
ドラマの発表に際し、鈴木らのコメントが到着している。
鈴木亮平:僕が演じる喜多見幸太は、患者が搬送されてくるのを待っているのではなく、自ら事故や災害の現場に駆けつけ、いち早く命を救う救命救急チーム「TOKYO MER」のチーフドクターです。そして喜多見は、命懸けで危険な現場に飛び込み、勇敢に患者さんを救おうとする情熱を持っています。
また、この作品で注目してほしいのは、オペ室を完備した最新鋭の“ERカー”が登場することです。監修の救命救急医の方々から、「理想の医療」だという声もお聞きしました。
この作品が、今の大変な状況の中で働く医療従事者の方々へのエールになればうれしいですし、一つ一つの命の大切さを改めて伝えていけるようなドラマにできればと思っています。「日曜劇場」らしく、熱く、スケールの大きなドラマをお届けしたいと思いますので、楽しみにしてください。
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■こんな時代だからこそ
脚本・黒岩勉氏:コロナ禍におきまして、人間の一番キレイな部分といいますか、心を動かされる瞬間というのは、自己犠牲を払って他の誰かを助ける姿なのだなと改めて思いました。
こんな時代だからこそ、誰かのために必死に戦うヒーローが見たい。最強のナイスガイ・鈴木亮平さんとその仲間たちがきっと叶えてくれます。とても真剣な医療ものなのですが、とことん痛快な「アクションエンターテインメント」を目指して書かせていただいています。
医療従事者だけではなく、その周りでサポートする人々も含め、危機的・絶望的な状況の中でも、冷静に、的確に、前向きに、ただひたすら命を助けようと奮闘する人たちのお話です。これを見ると、自分の周りにいる人たちに感謝したくなる。ささくれ立っていた気持ちがちょっとだけ優しくなる。そんなテレビ番組になれれば最高に幸せです。
演出・松木彩氏:以前、救急医療やレスキューの現場を拝見する機会があり、見ず知らずの他人のためにこんなにも危険を顧みず人生を懸けている人たちがいるのかと大変衝撃を受けました。
彼らのすさまじさと、そのとき感じた「この人たちがいればきっと大丈夫だ」という安心感を、喜多見とMERチームの姿を通して伝えていきたいです。真夏の日曜夜にスカッと前向きになれる作品をお届けしたいと思いますので、どうぞご期待ください。
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(文/しらべぇ編集部・しばたけろこ)