関ヶ原古戦場に立つ「時空を超えた電柱」が話題 設置までの経緯を聞いた

天下分け目の決戦が行われた「関ヶ原」。その陣地跡にひっそり登場した公衆フリーwi-fiが話題を集めている。

2021/04/30 15:35


 

■「Wi-Fiは利用しませんでした(笑)」

関ヶ原
(徳川家康最後陣跡・関ヶ原町提供)

フリーWi-Fiはこの笹尾山・石田三成陣地跡のほか、三成本陣から直線距離にて800mほどの場所にある「徳川家康最後陣跡」にも設置されている。

雌雄決した両英雄がそれぞれ指揮した場所を選択したことも面白いが、コロナの影響でこの取り組みが大きく話題になることはなかった。

そんな中、しゅうさんの何気ないツイートがスポットライトを当てることになる。名将・大谷刑部(大谷吉継)好きという通好みなしゅうさんは「もし令和の時代で関ヶ原の戦いがあったらその時もWi-Fi使うのかな?(笑)」と夢を膨らませつつ現地を散策し写真を撮影。

「私の通信速度が元気だったので、Wi-Fiは利用しませんでした(笑)」と予想外の返答もあったが、この反響には驚きが隠せない様子を見せている。


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■地元からは喜びの声

前述・地域振興課もこの展開に嬉しさをにじませる。

「設置以降、直接反響を耳にしたことはほとんどありませんでした。(しゅうさんのツイート以降)ネットで話題になっていると知り、本当に驚きましたね。『あ、バズってる!』と課でも盛り上がった(笑)。『その当時Wi-Fiがあったらどうなっていたか』と議論してくれるファンもいらっしゃって、ネタの一つになったのでしたら幸いです」とコメントをくれた。

コロナが収まったら、ぜひこの地で電波を気にすることなく、歴史に浸ってほしい。

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(取材・文/しらべぇ編集部・キモカメコ 佐藤

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