生物が「睡眠を取る理由」をチコちゃんが解説 動物園のゾウは睡眠時間が長い?

『チコちゃんに叱られる』で動物がどうして眠るのかを解説。野生と飼育では睡眠時間に差も…?

2021/05/01 01:00

チコちゃん

24日に放送された『チコちゃんに叱られる!!』(NHK)で扱われたテーマのひとつ、「なぜあなた(生き物)は眠る?」が注目を集めている。



 

■飢え死にしないため

気になるチコちゃんの回答は「飢え死にしないため」という。飢えと睡眠はあまり関係がなさそうだが、どういうことなのだろうか。

私たち人間をはじめ、すべての生き物はご飯を食べて、それをエネルギーに変換しその中から生きていくために必要なエネルギーを消費している。運動などをしていなくても内蔵は働き、呼吸は止まらないのでエネルギーは消費され続ける。これを基礎代謝と呼び、残ったエネルギーを使ってその他の活動ができるというわけだ。

現代では食料が全く手に入らないという状況は起こりづらく、一時的に太ったり、痩せたりという範囲で済むが、いつご飯にありつけるかわからない厳しい自然界では、エネルギー消費は死活問題である。

つまり、次いつご飯にありつけるかわからない状態ですべてのエネルギーを使い切ってしまうと、その生き物は飢え死にしてしまう。番組ではそんな一連のメカニズムが解説された。


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■サイズが大きいほど睡眠時間が短い

そこで生き物が考え出した知恵が「睡眠を取る」という行為。エネルギー消費を極端に抑えた状態を作ることで、エネルギー切れを防いでいる。

睡眠時間は、生き物の大きさよって大きく変わってくる。たとえば、ネズミは約14時間寝るのに対し、ゾウは1日2時間ほど。トウキョウトガリネズミは1日12食で、さらに約14時間も眠るロングスリーパー。

体の小さい動物はよく動き回るため、食べたエサのエネルギーをすぐ使い果たしてしまう。そのため、エサを取る時間以外はとにかくじっとして省エネに徹する。これが睡眠のはじまりといわれているようだ。

一方で、ゾウは動きがゆっくりしているため、蓄えたエネルギーは体重あたりで換算するとそこまで消費しないため、2時間ほどの睡眠で大丈夫というショートスリーパーである。体が大きい生き物は食事量もかなり多くなるため、逐一省エネしなくても良い。


■動物園では睡眠時間が伸びる

一方で、動物園などの飼育下にあると睡眠時間が伸びるようになるとも。動物園にいるゾウは野生のゾウの倍近い時間睡眠を取るようだ。野生のゾウは天敵を警戒するため、立って眠る。一方で、飼育されたゾウは安全が確保された場所のため、ゴロンと寝っ転がってスヤスヤ眠るという違いにも触れていた。

顕微鏡レベルの微生物ですら睡眠を取ることが最近の研究でわかってきており、「眠らない動物はいない」と考えられているようだと紹介してテーマを締めた。

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(文/しらべぇ編集部・Aomi

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