東京都、6日のコロナ新規感染者は591人 連休明けで前週比436人の大幅減に
東京都福祉保健局が発表した新型コロナウイルス新規感染者数は591人。連休明けのためか前週同曜日を436人下回った。
東京都福祉保健局が発表した6日15時時点の東京都内の新型コロナウイルス新規感染者数(速報値)は、591人となった。重症者数は前日から3人増加して72人、65歳以上の新規感染者数も11人増加して72人だった。
■前週から436人減
2021年以降の木曜日の推移を見てみると、最も少なかったのは3月4日の279人。そこからほぼ一貫して増加してきたがゴールデンウィーク明けということもあってか今週は436人と大幅減となった。
前週比が減少するのは、3日連続。なお、前日と比較すると30人の減少となった。
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■移動平均は57日ぶりに前週比100%割れ
直近7日間の移動平均は736.6人。前日から60人以上減少し、2日連続で700人台となった。対前週比も3日連続で下落し、94.2%に。なお、100%を下回るのは57日ぶりとなる。
また、年代別では、20代が151人、30代が122人、40代が92人と続く。男女別では男性326人に対して女性は265人。東京都の累計感染者数は143,534人となった。
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■検査が少ないため?
4月25日に4都府県に発令された緊急事態宣言は、2週間〜1ヶ月の延長が検討されているが、今日の発表についても「減少は検査数が少ないだけ」「宣言はやはり延長されるだろう」といった諦めの声が目立つ。
緊急事態宣言の効果が本当に出ているのか、不安にさいなまれる人も少なくなさそうだ。
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(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)