特定動物のアミメニシキヘビが逃走し行方不明 その危険性について横浜市に聞いた

法律改正前に許可を得た人々が「特定動物」を飼っている実態が明らかに。

2021/05/07 11:10



■法改正前から飼育していた

今回逃げられた男性は、法律改正前の2017年に横浜市の許可を得て、部屋でゲージに入れて飼っていたという。

この点について横浜市動物愛護センターは、「法律改正前に飼っていた人に対して、その動物を取り上げるわけにはいかないため、その個体に限り死ぬまで飼うことが認められている」と話す。

横浜市では、こういったケースを台帳管理しており、飼っている人、動物の種類、頭数などを把握しているという。


関連記事:1月から施行された「改正著作権法」 海賊版ダウンロードは刑事罰の対象に

■市教委と警察が連携して警戒中

また、逃げ出した場所の周辺には小・中学校が多くあるため、横浜市教育委員会は警察と連携して警戒にあたっている。

保護者にはメールを一斉送信し、「草むらや水辺に近づかないこと」など休日の過ごしかたについても注意喚起。下校時にも教員と警察で、児童・生徒を見守る方針だ。

・合わせて読みたい→無責任なブリーダーが「もうお手上げ」 50頭のハスキー犬を動物保護団体へ

(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

法律教育委員会横浜市
シェア ツイート 送る アプリで読む

編集部おすすめ


人気記事ランキング