妻を殺そうと夫が食べ物に殺鼠剤を混入 母乳を飲んだ我が子も巻き添えに…
毒性の強い殺鼠剤で殺された妻と赤ちゃん。想像を絶する苦しみだったに違いない。
■食べ物に殺鼠剤を混入
警察は、ソウサ容疑者が別居を望んでいるジョシエレさんに腹を立て、彼女を殺そうと食べ物に毒薬である殺鼠剤を混入したと考えた。そして母乳を通して、赤ちゃんの体内にも毒が回ったものと推測されるという。
さらに行方不明とされた期間、ソウサ容疑者はジョシエレさんに成りすまし、親戚などにメッセージを送り、その後に連絡先をブロックしていたことも明らかに。
去年10月、ソウサ容疑者は殺人、死体の遺棄や証拠隠蔽など3つの容疑で起訴され、今週末にもその裁判が行われる模様だ。
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■頻発する殺鼠剤混入事件
日本をはじめ、多くの国で販売が禁止されている殺鼠剤。しかし中国では簡単に手に入り、殺人事件もたびたび起きている。
2015年3月には山東省菏沢市の巨野県で、6歳の男児が自宅の庭に落ちていた殺鼠剤入りのキャンディを誤って口に。耳、目、鼻、口などから血を流し、痙攣しながら死亡した。
また2016年3月には安徽省亳州市の利辛県で、息子をいじめる子供たちに報復しようと父親が殺鼠剤入りキャンディを用意。しかし、親類の子供が誤って食べて死亡したという。
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(文/しらべぇ編集部・桜田 ルイ)