妻を殺そうと夫が食べ物に殺鼠剤を混入 母乳を飲んだ我が子も巻き添えに…
毒性の強い殺鼠剤で殺された妻と赤ちゃん。想像を絶する苦しみだったに違いない。
妻の殺害をたくらみ、食べ物に毒を混入した男。だが、彼女は我が子を母乳で育てていたため、それを飲んだ子供まで死亡したことを、イギリスの『Mirror』や『Daily Mail』などが報じている。
■別居をめぐり言い争い
昨年9月、ブラジル・サンタカタリーナ州で、ジョシエレ・ロペスさん(当時36歳)および彼女の生後3ヶ月の赤ちゃんが、急性毒物中毒により死亡した。
その後、警察はジョシエレさんの夫で、赤ちゃんの父親でもあるルイス・エディヴァルド・ソウサを逮捕。ジョシエレさんがソウサ容疑者を嫌い、別居を求めて言い争っていたことがわかっている。
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■食後に突然の体調不良
事件当日、食後に突然の体調不良を訴えたジョシエレさんは、ソウサ容疑者に病院へ連れて行くよう頼み、赤ちゃんと3人で車へ乗り込んだ。しかし、妻と子は車の中で死亡。
ソウサ容疑者は、自宅があるイタペマから118キロほど離れたリオドスセドロスにある森に向かい、2人の遺体を遺棄したという。
その後、ジョシエレさんの長男(17)が「母と赤ちゃんが突然いなくなった」と警察に通報し、捜索により2人の遺体は発見された。司法解剖から、ともに死因は急性毒物中毒と判明している。