東京都、11日のコロナ新規感染者は925人　「これはさざなみではない」との批判も

東京都福祉保健局が発表した11日15時時点の東京都内の新型コロナウイルス新規感染者数（速報値）は、925人となった。重症者数は前日から3人増加して81人、65歳以上の新規感染者数も47人増加して115人だった。

 

■前週比316人増と急反発

2021年以降の火曜日の推移を見てみると、最も少なかったのは3月2日の232人。そこから一貫して増加していたが、先週はゴールデンウィーク期間中ということもあり、219人と大幅減。しかし今週は316人と劇的に増加した。

前週同曜日との比較で増加するのは2日連続。なお、前日と比較しても352人の大幅増となった。

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■移動平均は820人台に

直近7日間の移動平均は824.3人。前日からは50人近く増え、ついに800人台に。対前週比も97.9%と大きく上昇。かろうじて、6日連続で100％を下回った。

また、年代別では、20代が277人、30代が148人、40代が141人と続く。男女別では男性537人に対して女性は388人。東京都の累計感染者数は148,092人となった。

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■「さざなみではない」と批判も

10日、内閣官房参与を務める高橋洋一嘉悦大学教授が、日本の感染状況を「さざなみ程度」と評したことが大きく批判を集めた。ネット上では、感染状況が再び拡大していることに対して、「とにかくこれ以上増えませんように」「先週からの増え方がやばい」と不安の声も。

また、「これは”さざなみ”ではない」といったダイレクトな批判も見られた。

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（文／しらべぇ編集部・タカハシマコト）