英国で17日からワクチンパスポート制度開始 東京五輪時の行動規範にも影響か
いよいよ、ワクチンパスポート制度がイギリスで始まる。若者たちは途端に行動が大胆になると、予想されているが…。
■待ち受ける再びの行動制限
イギリスでワクチンパスポートを得た人々は、外食、各種イベント、国内旅行などを存分に楽しめるようになる。海外旅行についても12の国・地域では帰国時の検疫が免除されるうえ、行く先々で優遇され、何よりも提示することで相手を安心させるというメリットがある。
ワクチンパスポートのおかげで、自由を謳歌するようになった元気な集団が、ワクチン接種がはかどらない日本に来て、再び行動をガチガチに制限される。反発して注意を受け、口論になるようでは平和の祭典でも何でもなくなるだろう。
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■干渉はいつからいつまで?
浅草をめぐり、銀座や原宿でショッピング。京都を観光し、新幹線に乗り、温泉の旅も体験してみたい。それが海外から日本を訪れる多くの人々の楽しみ方だと言われてきた。
自由に日本を楽しもうと思い、入国を早めたり、東京五輪が閉会してもすぐに帰国せず、個人で各地を回ろうと考える人もいるだろう。
最大9万人ともいわれている東京五輪の選手団や関係者だが、彼らの行動に日本政府として干渉するのは、いつからいつまでなのかという疑問も残りそうだ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ)