「アルコール提供し通常営業します」と掲示した日本料理店 店主の想いを直撃
沈んだ世の中に明るい話題を提供したい。そんな店が1軒あってもいいのではないか。
■結果も出口も見えない
星野氏は、「緊急事態宣言で良い方向に向かうのであれば、いくらでも協力する。しかし、結果も出口もみえない。また、飲食業界が何かのはけ口になっているように感じる」と話す。さらに、「たたかれるのは覚悟だが、たたかれても守るべきものがある」と熱く語る。
関連記事:都内の人気弁当店が飲食店支援を開始 「余った食材買い取ります」の意図を直撃
■豪華弁当が完売
星乃では、ゴールデンウィーク中、1個5,800円の豪華テイクアウト弁当を販売したが、用意した79個すべて完売したという。
大反響でGW限定の
豪華懐石二段弁当が
完売したのですが
全く同じ容器があったので
10個だけですが
追加販売出来ることになりました!あと2日を
最高に過ごしてもらいたいので
コチラをご覧ください!https://t.co/hHWHUSXdjY#葛飾区 #葛飾 #四つ木 #立石 #テイクアウト #弁当 #お弁当 #星乃 pic.twitter.com/FWN9QOrsAJ— 日本料理 星乃 (@eFldyUe5VWzG5RB) May 3, 2021
「こういうときだからこそ、おいしいものを食べたいというニーズがあることが良くわかった」と星野氏。また、「皆さんが好きなお店に、ぜひ行ってあげてほしい。『助け合いの精神』があることが、日本人の誇り」と話す。
さらに、「沈んだ世の中に明るい話題を提供したい。そんな店が1軒あってもいいのではないか」と述べた。
・合わせて読みたい→『グッとラック』自粛要請に従えない店舗の本音 志らくは「いくらなんでも酷」
(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)