働く女性たちの3割が「トイレでしていること」 言葉を失う事例も…

編集部が話を聞いた人の中には、あまりに過酷すぎる労働環境のため、トイレに長居せざるを得なかった……というケースも。

2021/05/17 05:30


 

■「トイレで寝るしかなかった」

編集部が話を聞いた女性の中には、思わず言葉を失ってしまうような経験をしていた人も。

20代女性のBさんは、「以前5年ほど働いていた職場が本当に忙しいところで、あまりにも寝させてくれない環境にいたため、唯一寝れる場所がトイレだった…という経験があります」と、壮絶な経験を告白。

「当時は正直、立ったままでもどこでも寝れました」と話していた。


関連記事:『スッキリ』トイレに消毒液を置くならココ 専門医の解説に驚く声

 

■休憩しやすいトイレの特徴も

綺麗なトイレ
(SutidaS/iStock/Getty Images Plus/画像はイメージです)

話を聞いていくと、「休憩に使いやすいトイレの特徴」も分かってきた。

トイレの個室で「LINEの返信をしたり、10分、15分くらいこもったことも」と話すCさんの職場のトイレは、「来客も使用するので広くて綺麗、常に適温でいい香り。花まで飾られていた」という。

綺麗なだけでなく「個室が3つ以上あると、遠慮せずこもりやすい」そうで、「(個室が)1つはもちろん、2つでも長くこもると目立ったり、並ばれるかもしれないので、気が引けます…」と話す。

一方で20代会社員のDさんは「小さい会社なので、トイレは男性用と女性用それぞれ個室が1つずつ。長時間こもる人は誰一人いません」と話しており、トイレでの休憩は、職場環境が大きく影響しているようだ。

・合わせて読みたい→陣痛開始の妊婦が駆け込んだ病院に医師不在 トイレで自力出産した赤ちゃんが死亡

(取材・文/しらべぇ編集部・衣笠 あい

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2016年6月24日~2016年6月27日
対象:全国20代~60代の働く女性339名(有効回答数)

Amazonタイムセール&キャンペーンをチェック!

トイレブラック企業会社プライバシー調査個室
シェア ツイート 送る アプリで読む

人気記事ランキング