『めざまし』コロナ禍で誕生した「リモハラ」 視聴者から多くの反響
コロナ禍ならではのハラスメント「リモハラ」。その被害内容に、大きな反響があがっている。
17日放送の『めざましテレビ』(フジテレビ系)では、現在急増しているコロナ禍ならではのハラスメントについて特集。視聴者からは大きな反響が寄せられている。
■リモート下でのハラスメント
番組では、コロナ禍で急増しているリモートハラスメントこと「リモハラ」について紹介した。
番組取材班が実際に「リモハラ」被害にあった人に話を聞いたところ、「会社の上司から、部屋の中を映すように言われた」「部屋かわいいねとか、すっぴんもいいねって言われたのが不快だった」といった意見が。他にも、就業時間中に上司から過度な監視を受けたといった被害が報告されている。
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■視聴者からは反響が
14日に行なわれた会見で、東京都の小池百合子知事は、「リモートハラスメントという事例がたびたび起こってきている。こうした課題にも対応していきたい」とコメント。東京都では27日、28日の2日間被害についての電話やメールを受け付ける相談窓口を設置するとしている。
今回の報道に対し、ツイッター上では「実際、終業後の電話対応はある」「ずっとカメラ付けっぱなしはキツい」といった声や、「なんでもハラスメントじゃん」「業務の一環じゃないの?」など「リモハラ」という新たなハラスメントの誕生に対して疑問の声も寄せられていた。
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■上司の夜中の連絡に困惑
東京大学が行なった調査によると、リモートワーク経験者の21.1%が「業務時間外にメールや電話等への対応を要求された」と回答が。いくら仕事だからとはいえ、業務時間外まで電話対応を迫られるのは、不快に感じる人も多いのでは。
ちなみに、しらべぇ編集部では全国10〜60代の有職者の男女785名を対象に調査したところ、全体の16.2%が「夜中に上司からメールがきたことがある」と回答している。
相談窓口から1件でも「リモハラ」に関する従業員の不満が解消されることに期待したい。
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(文/しらべぇ編集部・北田力也)
対象:全国10代~60代有職者の男女785名 (有効回答数)