乙武洋匡氏、緊急事態宣言下での五輪開催の可能性に言及 「冗談にならないかもね」
乙武洋匡氏は17日Twitterを更新し、冗談としながらも7月まで緊急事態宣言が続く未来を予想した。
著書『五体不満足』などで知られる作家・乙武洋匡氏が自身のTwitterを更新。東京五輪開催について言及した。
■このまま行くと…
乙武氏は17日、Twitterで友達と話している内容を語り始め、「このまま7月を迎えて緊急事態宣言の中、東京五輪が開催されるなんてね」と冗談としてつづる。「あくまでも冗談として言っているのだけど」とするが「このままいくと冗談にならないかもね」と締めくくった。
これまでも乙武氏は自身の有料サイトで「五輪を開催すべきか中止すべきか」「感情を廃止して考える必要がある」と五輪の開催について論じてきた。
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■宣言の効果が薄れている地域も
現在は5月31日までの緊急事態宣言。7月23日にスタートする東京五輪の時期まで2ヶ月弱の期間である。16日から追加された北海道・岡山・広島では緊急事態宣言後の週末の人出は減少しているが、延長になった東京・大阪では人出が増加している地点もあり、抑制効果は薄れてきている。
緊急事態宣言を終了するには、新規感染・重症者人数の減少が必要だが、人出の抑制効果が薄れてきている現在、成果は上がるのだろうか。
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■「宣言下のほうが安心」の声も
Twitterを読んだファンからは「無観客で開催されるかも」「意地でも緊急事態宣言は終わらせて安全をアピールして開催するのでは」「むしろ緊急事態宣言下で開催されたほうが安全なのでは」など賛否両論がでていた。
さらに国際身体障害者スポーツ大会(パラリンピック)は8月24日からの開催、9月25日からは三重国民体育大会(国体)の開催も控え、「三重国体も心配です」などの声も上がっている。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)