東京都、18日のコロナ新規感染者は732人 5日連続で前週比減で小康状態か
東京都福祉保健局が発表した新型コロナウイルス新規感染者数は732人。前週同曜日との比較で193人減少している。
東京都福祉保健局が発表した18日15時時点の東京都内の新型コロナウイルス新規感染者数(速報値)は、732人となった。重症者数は前日から4人減少して81人、65歳以上の新規感染者数は30人増加して81人だった。
■5日連続で前週比減
2021年以降の火曜日の推移を見てみると、最も少なかったのは3月2日の232人。ゴールデンウィークを挟んでここ1ヶ月は激しい上下を繰り返していたが、先週は1月半ばの状況に近い925人まで増加していた。しかし今週は一転、193人減少している。
前週同曜日との比較で減少するのは5日連続。なお、前日と比較すると313人増となった。
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■移動平均の前週比は9割に
直近7日間の移動平均は756.9人。2日連続で700人台となった。対前週比も大きく下落して91.8%。7日ぶりに100%を下回っている。
また、年代別では、20代が209人、30代が143人、40代が124人と続く。男女別では男性403人に対して女性は329人。東京都の累計感染者数は153,390人となった。
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■9割弱が「五輪が影響」
先進国の中で圧倒的に遅れている日本の新型コロナウイルスワクチン接種状況だが、昨年春から「海外からの観光客を受け入れるのか」「ロックダウンはしないのか」など後手後手だとの批判を受け続けてきた。
しらべぇ編集部がツイッターユーザーを対象に調査したところ、全体の86.5%が「政府の新型コロナ対策には東京五輪開催の思惑が影響したと思う」と回答。
菅首相が「安心・安全な大会を開催できる」と主張する一方で、国内外で開催反対の声が高まりつつある五輪だが、本当にコロナ対策への悪影響はなかったのか、いずれ検証が必要かもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)