『松阪牛』正しくは何と読む? 約7割もの人が間違えている可能性あり…
極上の霜降りが特徴で、高級和牛として知られる『松阪牛』。普段、人々が何と読んでいるか調べてみたら…。
日頃使っている言葉の中には、じつは読み方や表記が誤っているものも。しらべぇ編集部がツイッターで実施した調査においても、多くの人が誤った読み方・表記を覚えてしまい、そのまま使ってしまっている言葉の1つが判明した。
■『松阪牛』は何と読む?
しらべぇ編集部が2021年5月17日から18日にかけて、「『松阪牛』を何と読んでいるか」ツイッター上でアンケート調査を実施したところ、280票の回答を得ることができた。
最も多かったのが「まつざかぎゅう」で全体の42.5%。次いで「まつさかうし」と「まつざかうし」がともに23.2%、「まつさかぎゅう」と答えた人は11.1%という結果に。人によってかなり読み方にバラつきがあることが分かった。
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■この中で正しいものは2つ
しかし、産地である三重県松阪市は「まつざかし」ではなく「まつさかし」であり、松阪市の松阪牛協議会公式ページによると、「まつさかうし」と「まつさかぎゅう」が正しい読み方とのこと。
また、「まつざかぎゅう」や「まつざかうし」といった表記は、誤りであることがはっきりと記されていた。
今回ツイッター上で行なった調査において、「まつざかぎゅう」や「まつざかうし」と読んでいた人の割合をそれぞれ合わせると、全体で65.7%、じつに約7割もの人が誤った読み方・呼び方をしていたことになる。
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■「今後は気をつけます」
これまで、まさしく「まつざかぎゅう」と読んでいたと話す50代女性は、「えぇ、そうだったんですか!? 恥ずかしい…」と愕然。
同じく「まつざかぎゅう」と読んでいた20代女性も、「松阪牛を食べたことはありませんが……」としつつ、「人の名前と同じくらい、地名を間違えることは失礼かも…。今後は気をつけます」と話していた。
日常で使う身近な言葉で「正しいと思っていた表記や読み方が、じつは誤りだった」というものは、この他にもまだまだありそうだ。
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(文/しらべぇ編集部・衣笠 あい)