「アパートとマンションの違い」をチコちゃんが解説 集合住宅の歴史が関係していた

『チコちゃんに叱られる』でアパートとマンションの違いを紹介。「アパートは木造」「マンションは鉄筋」ではなかった。

2021/05/22 00:30

チコちゃん

21日に放送された『チコちゃんに叱られる!!』(NHK)で扱われたテーマのひとつ、「アパートとマンションの違いって何?」が注目を集めている。



 

■借りるのがアパート、買うのがマンション

木造はアパート、鉄筋はマンションといった違いや広さによって区分けがあるとも思われがちだが、チコちゃんによると「借りるのがアパート、買うのがマンション」だという。

日本では、アパートもマンションも「1つの建物に複数住まいが入っている集合住宅」といった意味で使われている。どちらも英語が由来で「Apartmen(アパート)が集合住宅」「Mansion(マンション)が大邸宅」である。


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■日本初のアパートは…

明治時代、大都市に人口が集中するようになった結果、横ではなく縦に階を重ねるアパートというスタイルの住居が誕生した。日本初のアパートは、1910年に東京・上野の恩賜公園の側に建てられた「上野倶楽部」だという。

5階建てで63室を構える木造アパートで、当時としては異例の高さを誇っていた。これを機にアパートという言葉が使われるようになったが、それでもアパートは珍しい住居スタイルだった。

そんなときに起こったのが関東大震災。この地震によって、多くの住宅がなくなった。住宅不足を解決するために、水道・水洗トイレなどの最新設備を備えたアパートを同潤会という機関が建設。その後、日本中でアパートの建設ラッシュが起こった。

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■マンションが生まれたきっかけは…
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