IOC会長の「少しの犠牲を」発言は切り取り報道か… 過去に繰り返したことで本音説も

バッハIOC会長の発言でネットが炎上。誤解を与える報道だとしても、これまでに二度「犠牲を」と発言していた。

2021/05/24 20:00

オリンピック・東京五輪

東京五輪・パラリンピックの開催について、強行突破の姿勢を崩さない国際オリンピック委員会(IOC)。22日の国際ホッケー連盟(以下IHF)とのオンライン会議で、トーマス・バッハ会長の「アスリートが夢を叶えるためにも、東京五輪の開催には少しの犠牲を払わなければ」というメッセージが紹介されたとして話題になっている。

インドのメディアによる印象操作を狙った報道とみることもできそうだが、バッハ会長はこれまでも「犠牲を払う精神が大事」と度々発言していた。それが本音なのか…。



 

■「犠牲を払う」という気持ち

日本で大きく報じられた、バッハ会長による「我々は少しの犠牲を払う必要がある」発言。新型コロナウイルスの感染爆発があろうとも東京五輪の開催は栄誉な話、国のために犠牲になれと日本人に対して思っているのだとしたら、まるで戦時中かのような発言だ。

ジョン・コーツIOC副会長とともに、歴史を持ち出しての根性論・精神論で日本人を説得しようとするバッハ会長の姿勢には批判が相次いでおり、この発言でまたしてもSNSは大炎上している。


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■インドのみで拡散という謎

報道の出元はインドのPTI通信社だとされている。「some sacrifices(少しの犠牲)」という強い言葉を用いたのなら、東京五輪開催を反対する記事をたびたび掲載するイギリスのメディアが真っ先に飛びつくとみられるが、今回はインドのメディア4社ほどが同じ内容を報道するばかりだ。

IHFの会議の動画も見当たらないこともあり、バッハ会長のこの発言は、過去の記事のいわゆる「切り取り」ではないかという声もあがっている。

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■「犠牲と妥協の気持ちを」
インドSNSメディア東京オリンピック炎上東京五輪発言パラリンピックIOC誤解会長犠牲トーマス・バッハ切り取り新型コロナウイルスパンデミック翻訳記事
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