ゲームでレベル達成ならず「ムシャクシャした」 隣人皆殺しの男に実刑判決

暴力的なゲームの後の衝動的な殺人。脳がその世界に支配されたのかと思わせるような事件だった。

社会

2021/05/26 06:45

ゲーム・コントローラー・怒る・男性
(undefined undefined/istock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

ロシアのゲーマーの男が、アパートの隣に暮らす一家を皆殺しにし、殺人罪に問われていた事件。裁判所はこのほど、被告の男に終身刑を言い渡した。男を犯行に駆り立てたものは何だったのか、さまざまな事実が明らかにされたことを、イギリスのメディア『EMINETRA』『The Sun』などが報じている。



 

 

■隣人トラブルは確認できず

事件はロシア・クラスノヤルスク市のあるアパートで起きた。イワン・イエゾフという34歳の男が、凶器を手に隣に暮らす家族を急襲。公共放送局勤務の世帯主エレナ・ムトウィナさん(47)、77歳の父親、そして9歳の娘ダニエラちゃんの3名を死なせていた。

両家の間でトラブルがあったという事実はなく、殺害の理由が見つからない事件だと報じられていた。


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■次々と明らかになる真実

この事件の裁判がこのほど開かれ、法廷ではさまざまな事実が次々と明らかにされた。イエゾフ被告は事件があった日、酒を飲みながら犯行直前まで『ドゥームエターナル/Doom Eternal』というファーストパーソン・シューティングゲームに没頭。しかし、ある瞬間に強い挫折感に襲われたという。

そして「良いところまで行ったのにレベルを達成できず、ひどくムシャクシャして誰かを衝動的に殺したくなった。ひどい憎しみの情に支配された」などと述べている。

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■無理心中事件に見せかける

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