暗算で12桁もの掛け算に正解 自閉症の11歳児が『ギネス世界記録』に
少女はまだ11歳。最近も名門であるマサチューセッツ工科大学の数学の問題を、見事に解いてみせた。
■自主退学でホームスクールに
母親のプリヤさんは『Bay News 9/SPECTRUM』の取材に、「最初は小学校に通っていましたが、2年生で落第のような状態になってしまいました」と話している。
自閉症児は筆圧が弱すぎる子が多いとされるが、サナーちゃんもペンと紙では文字をうまく書けず、父親のウダイさんは「iPadを使えばいい。学校は退学し、ホームスクールで義務教育を修了させよう」と提案。
そのうち、サナーちゃんが算数でずば抜けた能力を持っていることに気づき、両親はそれを伸ばすことに注力した。
関連記事:ぺこぱ、2021年の新ギャグ披露するも大スベリ 思わず「年を戻そう」
■名門大の数学にも挑戦
時間制限付きで掛け算を出題すると、瞳を輝かせてあっという間に答えを出すサナーちゃん。掛け算以外の楽しさにも目覚め、最近では名門マサチューセッツ工科大学の問題に正解し、主治医である小児科医をはじめ、多くの人々を驚かせたという。
ウダイさんは「娘の能力は無限大。掛け算なら、たぶん7桁やそれ以上でも頑張れるのではないかと思います」と話している。
・合わせて読みたい→酸素補給なく水に潜り3分35秒も歩いた男性 ギネス世界記録の認定員らも仰天
(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ)