コロナ禍で検査が遅れステージ3に… 米女性キャスターが結腸がんとの闘いで涙

愛しい息子はまだ4歳。「生きたい」という強い気持ちで、どうか病に打ち勝ってほしい。

2021/05/27 06:15

病床
(Tirachard/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

アメリカの女性ニュースキャスターが、ステージ3の結腸がんと闘っていることを公表した。去年から体調不良を訴えていたものの、新型コロナウィルスの影響で、病院側から精密検査の延期を何度も告げられたという。



 

■医療のひっ迫が大きな影響

コロナ禍での医療体制のひっ迫は、入院を希望する新型コロナウイルス患者ばかりか、大がかりな検査を必要とする一般の患者にも大きな影響を及ぼしている。

がん検診後に要精密検査と告げられるも、延期が言い渡されるケースは洋の東西を問わず続出。その一人が、アメリカ『Fox News』のインディアナ支局でニュースキャスターを務めるリンディ・タクストンさん(40)だ。


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■ステージ3の診断

2020年の初め、リンディさんは腹部のけいれん、血便や腰痛が続き、病院を受診した。医師は大腸内視鏡検査が必要と判断したものの、新型コロナウィルスの影響で3回も延期され、ようやく検査が行われた時には、すでに結腸がんのステージ3に進行していた。

地元メディアの『Indy Star』によれば、リンディさんは化学療法と放射線治療を行った後に手術を受け、直腸20センチと41個のリンパ節を切除。体重は18キロも減ってしまったという。

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