小学校5年男児が5分走後突然死・あごにはマスク 病理解剖などでも死因不明

一般市民などからの電話による問い合わせや一部メディアによる遺族に対する取材が加熱。

2021/05/27 21:00


 

■体育授業時は原則マスクを外す

教育指導課は、「死因が特定されておらず、現在あらゆる可能性を考えて対策を講じている。各学校に対しては、体育の授業時は原則マスクを外すこと。マスクを外すことが不安な場合は、呼吸が激しくなる運動は控えることを徹底するよう指示している」と話す。

また、「今回の事案は重く受け止めており、学校側に瑕疵があることが判明した場合には真摯に対応していく」と語った。


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■マスクとの因果関係を精査

スポーツ庁政策課学校体育室は、取材に対して「運動を行う際にマスクを着用する場合、十分な呼吸ができなくなるリスクや熱中症になるリスクが指摘されているため、体育授業におけるマスクの着用は必要ないと通知している」と語った。

また、「教委から今回の報告があがっているため、マスクとの因果関係も精査していく必要がある」と述べた。全国の学校における2017年度の突然死は25件。半数ほどが心臓病によるもので、多くが持久走や球技などの運動中やその直後に起きている。

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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

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