ワクチン接種者が対象 「ミライザカ」「鳥メロ」などでビール連日1杯無料へ

ワクチン接種を2回受けた人は生ビールが連日一杯無料。そんな注目キャンペーンをワタミが開始する。

ワタミ

外食チェーンのワタミグループは、新型コロナウイルスのワクチン接種を2回行った客に、生ビール1杯無料にするという注目のキャンペーンを6月1日から開始する。「ミライザカ」「鳥メロ」「炭旬」など全国327店が対象。


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■ワタミの狙い

現在東京を始めとするエリアでは緊急事態宣言が発出されており、飲食店は20時までの時短営業、酒類提供の禁止を要請されている。

28日夜にも菅義偉総理は会見を開き、期間延長を発表すると見られているが、そのコロナウイルスワクチンに目をつけたのがワタミだ。


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■「乾杯ビール」無料

ワタミ

「ワクチンを接種した人たちから、外食、居酒屋を元気にしていきたい。乾杯生ビールを全店で無料にする」と渡邉美樹会長。

1日からはミライザカ、鳥メロ、焼き肉の和民などでの「一杯目のビール」が無料となる。なんとも嬉しいこのキャンペーン11月末まで継続される。

対象者は接種完了の証明書を持参する必要があり、「緊急事態宣言およびまん延防止等重点措置が解除された地域より、順次、感染防止策を十分におこなった上で本キャンペーンを実施していく」と説明。政府の要請はしっかり守りつつ、約一年に渡って時短営業を強いられている飲食産業の活性化につなげたいと説明する。


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■連日でもサービス対応

サービスは1日1回までサービスを受けることができる。一方で、同社は「厚生労働省はワクチン接種当日は過度の飲酒を控えるよう注意喚起もある。本キャンペーンは2回目のワクチン接種後、一定期間を経ての使用を推奨する」とも注意を呼びかける。

生ビール以外にもハイボール、ソフトドリンクに無料対象を切り替えることも可能だ。

「いち企業の販売促進ではなく、いち外食企業からの社会への問題提起、外食を盛り上げていく提案、と受け取っていただけると嬉しい」と渡邉会長は語った。

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(取材・文/しらべぇ編集部・キモカメコ 佐藤

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