舛添要一氏、築地市場跡の接種会場計画を批判 「一夜城を作ろうとした小池都知事の失敗」

舛添要一氏が、築地市場跡の大規模会場が6月末までしか使用できない問題を「小池都知事の失敗」とつづった。

2021/05/28 17:30

前東京都知事で政治評論家の舛添要一氏が28日、自身のツイッターを更新。東京都が予定している、中央区の築地市場跡地での新型コロナウイルスワクチンの大規模接種についてつづった。



 

■2回目の接種には使えず

東京都では、築地市場跡地に独自の大規模接種会場を設置。6月8日から、警視庁や東京消防庁の職員約6万5,000人を対象に、1日最大5,000人への接種を予定している。

しかし、跡地は東京オリンピック・パラリンピックの輸送車両の拠点となるため、大会の準備が本格化するまでの期間しか使用できない。

現時点では、この場所が使用できるのは6月末までの見通し。ワクチンは1回目の接種後、2回目の接種まで3週間程度空けなければならず、同じ会場では2回目を受けられないため、2回目の接種には他の都の施設の活用が検討されている。


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■「いつものことだ」

舛添氏は「東京都は、築地市場跡地で警察と消防の職員にワクチンを接種するが、ここは五輪車両基地のため、2回目接種には使えない」と説明。

防衛省による東京と大阪での大規模接種会場のほか、約30の自治体が大規模会場の設置を予定しており、舛添氏は「大規模ワクチン会場を設営している多くの自治体に、都は遅れていた。『国より私のほうが上手いのよ』と言いたげに、一夜城を作ろうとした小池都知事の失敗だ。いつものことだ」と記している。

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(文/しらべぇ編集部・しばたけろこ

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