「見て食べて読んで」楽しめる和菓子が話題 子供たちにも大人気という秘訣を聞いた

「伝統と最先端が融合した和菓子に思える」といった称賛の声。

2021/05/29 18:00

和菓子の始まりは、推古天皇の600年代頃と言われており、日本全国には伝統ある和菓子店が数多く存在。そんな中、1778年創業の新潟県の和菓子店の画期的な和菓子が話題を呼んでいる。


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■架空の絵本がモチーフ

越乃雪本舗大和屋(新潟県長岡市)の「おさとうのまほうシリーズ」。現在までに全4種類発売中だが、全社員が共有する「架空の絵本」がモチーフとなっており、一つひとつの商品にストーリがついている。

こはくのつみき
(写真提供:越乃雪本舗大和屋)

一番人気は「こはくのつみき」で、寒天と砂糖を煮詰めて冷やし固めた錦玉(きんぎょく)を乾燥させ、つみきのように仕上げている。また、砂糖と少量の水あめを加えて煮詰め冷ました伝統的飴細工「あまい おはじき」も好評だ。


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■クレヨンや万華鏡の和菓子

さらに、口の中でさっと溶ける和三盆糖(わさんぼんとう)に、さまざまなフレーバを加えて「おいしい おえかき」。ラムネ味、みかん味、ぶどう味などのクレヨン形が大きな特徴だ。

万華鏡のかけら
(写真提供:越乃雪大和屋)

色とりどりのかけらを、錦玉の中に散らして乾燥させた干菓子「万華鏡のかけら」は、SNS上で大きな反響を呼んでいる。

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■芸術作品のような完成度
絵本和菓子ダイヤモンド演歌歌手新潟県長岡市推古天皇中澤卓也琥珀糖万華鏡
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