力ずくの誘拐に知恵で対抗した小学生 犯人を「スライム」で染めて逮捕に貢献

11歳にして、犯人の体に事件の証拠を残し、逮捕に貢献した少女。賢く勇気ある行動に、称賛の声があがっている。

社会

2021/05/30 15:00

スライム
(Olga Kurdyukova/istock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

アメリカで起きた誘拐未遂事件が、大きな話題になっている。小学生の女の子が誘拐犯からなんとか逃げ出すことに成功したもので、あるモノを塗り付けることで逮捕にも貢献したからだ。女の子の賢く勇気ある行動を、『NBC News』『ABC News』などの海外メディアが報じている。



 

■事件の2週間前にも…

アメリカ・フロリダ州で18日の朝7時頃、アリッサ・ボナルちゃん(11)が自宅の近くでスクールバスを待っていた。すると突然、知らない男が近づき、刃物で脅された後に抱き上げられ、白い車に無理やり乗せられそうになった。

アリッサちゃんは事件の2週間ほど前、母親のアンバー・ボナルさんや先生に「白い車に乗った知らない男に話しかけられ、怖かった」と訴えていたという。


関連記事:誘拐事件をでっち上げたお騒がせ男 「仕事サボりたかった」とあきれた供述

 

■証拠の重要性を熟知

アメリカの人気ドラマ『LAW & ORDER』の大ファンだったアリッサちゃん。事件の解決において証拠がどれほど重要なものか、番組を通じて熟知していた。

そこで、青いスライムがポケットに入っていることを思い出したアリッサちゃんは、警察が犯人を見つけやすいようにと考え、男の腕の2ヶ所にそれをべったりと擦り付けた。

さらに犯人の足を蹴り、激しく抵抗して逃げ出すことに成功。帰宅したアリッサちゃんから事情を聞いたアンバーさんは、ただちに警察に通報した。

次ページ
■「青い腕」が手掛かりに

この記事の画像(1枚)