山田孝之が『闇金ウシジマくん』演じる上でのこだわりとは 「ただセリフを覚えて…」

『闇金ウシジマくん』で主人公の丑嶋馨を演じた山田孝之が、この人物を演じる上でのルールを明かした。

2021/05/31 08:15


山田孝之

30日に放送された『日曜日の初耳学』(TBS系)に俳優の山田孝之が登場し、ドラマ化や映画化もされた作品『闇金ウシジマくん』の主人公・丑嶋馨を演じる上でのこだわりを語った。



■特徴的な大きいメガネを作りに…

林修先生が時代のカリスマにインタビューを行う企画「インタビュアー林修」で、ゲストの山田に林先生がインタビューをすることになった今回。

山田から代表作に込めた思いを聞く中で、林先生は山田が闇金ウシジマくんの主人公を演じる上でどういう準備をしてきたのか質問した。すると山田は「すごく迷いました、受けるかどうか」と答えるも、原作を読んだ時にキャラとして「できる」と思ったことを明かす。

なお、大きなメガネをかけている冷徹な主人公について、山田が「自分とそれ以外の世界にメガネ1枚でフィルターを置いているから、この人はこれができているんじゃないか」という考えに至ると、大きなメガネを作りにたくさんの店を回ったことを話した。


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■「気持ちを一度も考えたことない」

そんな山田によると、22年の間にさまざまな役を演じるも丑嶋の芝居の仕方だけが唯一違うという。

その芝居の仕方について「ウシジマとそれ以外なんですよ」と話すと、続けて山田は「この人を作る上で、感情が見えない方が良いと思った」と語る。

さらに、主人公を演じる上で山田は「僕を通ったものが見えない方が良い」と思ったそうで、演じている時については「ウシジマの気持ちを一度も考えたことがない」と話した。

また、丑嶋を演じる上で山田は「声を低くする」「ゆっくり喋る」「喋る時は瞬きをしない」などのルールを守っていることを明かす。そんな山田いわく「ただセリフを覚えて主人公らしく言う」ことが、丑嶋を演じる時のこだわりだそうだ。


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■多くのこだわりに視聴者驚き

その後も「ウシジマにリアリティーは必要ない」「電話を取るシーンでは絶対に同じ取り方しかしない」と話す山田に、林先生は「ウシジマに関しては、型が完全にできれば想いが表現できる能に通じている」とコメントした。

山田が役作りのこだわりを明かすと、視聴者からは「こんなにこだわって演じてたんだね」「山田さん、ウシジマの気持ちを全く考えずに芝居に挑んだんだ…」と驚く声が殺到。

他にも「ウシジマくんが伝統芸能だったとは」「能に例える林先生お見事」など、林先生が闇金ウシジマくんを能に例えたことが話題となった。

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(文/しらべぇ編集部・綿 つゆ子

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