母の手編みセーター、背中を見ると… 世紀末すぎる正体に「素晴らしい!」の声
母親の愛情が詰まったセーター。そのパンチの効いたデザインが、現在ツイッター上で大いに話題となっている。
■お母さんの「愛」が最高すぎる
実家に帰った際、昔のアルバムを眺めていたボギー氏。すると40年近く前に撮影した写真の中で、母の手編みセーターを着ている幼い自分を目にし「当時は当たり前のように着ていたけど、改めてみるとスゴいセーターだなぁ…」と感じ、思わずツイートしたそう。
こちらはアニメ『北斗の拳』が流行り始めたころに作られたセーターで、ボギー氏は「このセーターを初めて学校に着て行った日は、クラス中がどよめいたのをはっきり覚えています」と笑顔で語ってくれた。
なお当時は編み物に凝っていたという母は、次第にボギー氏や弟の好きな漫画キャラクターを編み込んだニット作品を多数作るように。
当初は『ドラえもん』や『忍者ハットリくん』『パーマン』『怪物くん』といったシンプルなキャラデザの作品をモチーフにしていたのだが、次第に複雑なデザインのキャラにも挑戦するようになり、今回の『北斗』の他に『ハイスクール! 奇面組』といった作品をモチーフとした編み物も登場したという。
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■思春期の訪れと共に…
まさに「母の愛」を感じるエピソードなのだが、ボギー氏は「自分も高学年になってくると、流石に母の手編みセーターで学校へ行くのは恥ずかしくなり…」と当時を振り返る。
思春期の訪れと共に母の手編みセーターブームも終わりを迎えるが、「あのまま編み続けていたら、もっと複雑なデザインに挑戦していったのではないかと思います」とも語ってくれた。
そんなバイタリティあふれるボギー氏の母は、今年で70歳。今も元気いっぱいだそうで、母のイメージについてボギー氏は「編み物だけでなく、雑誌の切り抜きスクラップ、息子のライブレポートファイルなど、始めると何でもトコトンやるマメで凝り性なタイプですね」とコメントしている。
今回のボギー氏のツイートを受け、なんともエモい感情を呼び起こされた人は多いはず。近ごろ実家に帰っていないな…と感じた人は、ぜひ両親と過ごす時間を作り、思い出話に花を咲かせてみてほしい。
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(取材・文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)