DeNA・伊藤光捕手のスタメン固定後は勝ち越し 三浦監督もリード評価
3カード負け越しなしの横浜DeNAベイスターズ。好調の要因は5月中旬に復帰した伊藤光捕手にあった。
横浜DeNAベイスターズは2日、本拠地・横浜スタジアムで福岡ソフトバンクホークスに1対1で引き分けた。これでセ・パ交流戦の成績は4勝2敗2分、2位と好調を維持している。
■6回1失点の好投をみせた中川投手
締まった好ゲームを演出したのは、4年目の若手右腕の中川虎大投手と伊藤光捕手のバッテリー。150km/hを超えるストレート武器に、6回4安打3三振1失点の好投をみせる。
最大のピンチは、1点リードで迎えた6回。1点を奪われ2死満塁まで追い詰められたが、7番の甲斐拓也捕手に対してこの日最速となる154km/hのストレートを投じて、右飛に打ち取った。後を受けた中継ぎ陣もしっかりと抑え、1対1のまま試合は終了。
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■ファンは伊藤捕手を絶賛
3カード連続で負け越しなしのDeNA。ネットでは、「伊藤捕手の2番がチームにいい影響を与えていると思う」「復帰してからチームに心が通った」「打席での粘り強さは、打線の中でも群を抜いている」など、伊藤捕手の活躍についてポジティブなコメントをするファンが多くみられる。
昨日の試合後には三浦大輔監督からも、「キャッチャーの伊藤光が上手くリードしてくれた」と評価されていた。
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■スタメンで固定されてからは…
実際に伊藤捕手がスタメンで固定されてからは5勝4敗2分と勝ち越しており、チームに良い影響を与えているのは確か。守備面だけでなく粘り強い打撃をみせ、2割4分3厘という打率以上に濃い内容を残している。
交流戦も後半に入り優勝争いも本格化してくるが、このまま好調を維持してほしいところだ。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)