前代未聞の「雀荘」でテレワーク 挑戦した記者は仕事に集中できたのか?

コロナ下、各地にコワーキングスペースが生まれているが、このたび「雀荘」でもテレワークができるという情報をキャッチ。記者は現地に飛んだ。

2021/06/04 05:15


 

■利用料金は「激安」

雀荘ベルバード

「雀荘で仕事」──。ひと昔前なら上司に「貴様、遊びに行っていただろう!このチョンボ野郎」と、100%とっちめられるシチュエーションである。

記者が現地へ行ってみると、「バーカウンターはオープン10時から17時まで1,000円で利用できますよ」とスタッフから説明があり、完全に仕事に打ち込める空間が広がっていた。朝からいれば1時間140円程度。周辺のネットカフェなどとは比べものにならないくらい安い。

雀荘ベルバード

しかもドリンクバー飲み放題で電源やWi-fiもあり、電子タバコも吸える。「個室のご利用は同じ条件で2,000円。会議などにもお使いいただけます」とさらに案内があり興味が湧いたが、記者会見帰りの記者はカウンターでの作業を選択した。


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■仕事ははかどる?

鳥越真仁
(写真提供:ベルバード)

“とりパパ”の愛称で知られる、店長であり日本麻雀プロ連盟所属プロ雀士・鳥越真仁さんは、「雀荘は昔から初心者には入りづらいイメージがありますよね。そんな一歩を踏み出すきっかけに、このバーや、コワーキングスペース、映える個室がなれればと思ったのがきっかけなんです。」とサービス開始の経緯を話す。

とりパパは、見た目こそアメリカから突然来たプロレスラーといった感じだが、麻雀文化発展のためにチャレンジを続けてきたアイデアマンでもあるのだ。

さて実際の作業効率はどうだったのか。この3階フロアは「セット」と呼ばれるグループ客を対象にしているとあり、平日昼間は非常に静かで作業がしやすい。ちなみに6階フロアは「フリー」と呼ばれる個人対戦フロアでこちらは常に活気がある。

雀荘ベルバード
(写真提供:ベルバード)

しばらくすると10時間利用の4人グループが入店してきたが、コロナ禍とあり、手の消毒、体温チェック後は、マスク着用で雑談も極力控えて打ち続けていた。

記者のタイピング音と、小気味良い牌の音だけが店内に響くという不思議な空間。コーヒー1杯でカフェに長居する気まずさは一切なく、仕事に集中できる。広々した静かな空間での作業、思った以上に仕事がはかどったのは意外な発見だった。


【ベルバード】

東京都港区新橋3-8-6 ル・グラシエルBLDG36号館 3F(セット)、6F(フリー)

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(取材・文/しらべぇ編集部・キモカメコ 佐藤

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