一時休業していた音楽教室を救ったもの 「ある楽器」が密かなブームに

巣ごもり需要などの影響で、いまブームになっている楽器がある。緊急事態宣言下で一時営業を自粛していた町の音楽教室にも、大きな変化をもたらしていた。

2021/06/07 05:30


 

■なぜ「ウクレレ」が人気に?

ウクレレ
(左:アコースティックギター/右:ソプラノ・ウクレレ)

いまウクレレが注目される理由について、男性は「まず楽器自体が小さくて軽いうえ、値段が手頃なので、手を出しやすいというのはあると思います。例えばギターだと、安く抑えようとしても初期費用に1万円程度はかかりますが、ウクレレは数千円でそこそこのスペックのものが買えます」という。

また、「ギターの弦が6本なのに対して、ウクレレは4本。ネックも短く弦も柔らかいので、子供の手でも押さえることができます。ギターはコードが押さえられず挫折してしまう方も多いですが、その点ウクレレは、初心者にも比較的優しい楽器と言えるのかもしれません」。


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■ハワイアンブーム世代の人も

ウクレレ
(左:テナー/中央:コンサート/右:ソプラノ)

ひと口にウクレレと言っても、写真のように様々な種類があり、最もメジャーなのが「ソプラノ・ウクレレ」。突き詰めると奥が深い楽器でもあり、優しく温かみのある音色にも癒やされる。

「ハワイアンブーム世代の方々が、趣味として再びウクレレに関心を寄せている…というケースも多いように感じます。中には、『おじいちゃんのウクレレが家にあった』といって、通い始めてくれた子もいます」という。

男性は、「楽器を始める人が増えるのは嬉しい」としつつも、「ライブをやったり、安心して心から音楽を楽しめる生活に戻ってほしいと切に思います」と話していた。

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(取材・文/しらべぇ編集部・越野 真由香

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