警視庁、災害時やりがちな「ミス」防ぐ裏ワザを紹介 「知らなかった」と話題

先日、乾電池を原因とする火災事故が話題に上がった。それを受けてか警視庁は乾電池の保管方法について、目からうろこ的な裏ワザを紹介している。

2021/06/07 16:00

警視庁
(©写真AC)

警視庁警備部災害対策課は7日、防災グッズとして長期間保管されることが多い懐中電灯、ラジオなどの電化製品について、電池トラブルを回避させる“裏ワザ”をツイッターで公開。

ネット上のユーザーから「知らなかった…!」と反響が寄せられている。



 

■よくありがちな保管方法について…

「災害時に役立つラジオや懐中電灯など、乾電池を使う機器は、電池を入れたままにしておくと、いざという時に電池が切れていたり、液漏れをしてしまうこともある…」と、防災グッズの盲点になりがちな「乾電池」の取り扱いについて触れた災害対策課。

周知の通り乾電池には使用推奨期限があり、マンガンだとおよそ2~3年、アルカリだと10年ほどなのが一般的だ。電池を長期間放置した場合や、新旧の電池を同時使用した場合などに電池内圧が上昇し「液漏れ」が生じるケースもあり、定期的なチェックは必要不可欠である。


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■不要なクリアファイルを代用

災害時、慌ててスイッチをつけても反応しない…そんな万が一の状況を避けるため、同課は一工夫加えた“裏ワザ”を提案。

「電池を入れた状態で絶縁体を挟んでおくことをおすすめします。使いたい時にすぐ使え、電池を忘れたり、電池切れの心配もありませんよ」とコメントを添え、クリアファイルを小さく切り、電池の端子部分を覆うようにつけておく方法を写真付きで紹介した。

カットしたクリアファイルに小さな引手をつければ、使用時にはサッと引き抜いて機器を作動させることも可能のよう。同課の投稿には「電池ボックスに気密性があるものは、絶縁体の引手を外に出すことは困難です」「無理をして壊さないようにして下さいね」との注意書きも添えられていた。

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■懐中電灯でランタンを作る方法も
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