代理母出産の子供20人に乳母16人 「大家族」を夢見る富豪夫婦にSNSは賛否両論
公開された大家族の写真には、「丁寧に育てられるのか」「愛情が行き届かないだろう」と批判が殺到している。

一口に「大家族」といっても、いろいろな成り立ちがある。20代前半にして21人もの乳幼児を育てているある母親は、年齢が倍以上も離れた富豪の夫から「そんなに子供が好きなら代理母出産を利用し、好きなだけ生んでもらえばいい」と言われ、これほどの「大家族」になれている。
ジョージア国から飛び出した驚きの話題を、イギリスのメディア『The Sun』『Mirror』などが報じた。
■1人産んでギブアップ
黒海に面したジョージア国の港湾都市バトゥミ。この国で愛する男性と結ばれ、幸せな結婚生活を送っているロシア出身のクリスティーナ・オズトゥルクさん(23)は、なんと21人もの子を育てているという。
今から6年前、長女のヴィクトリアちゃんを妊娠・出産した際、クリスティーナさんは「大家族を持つことが私たち夫婦の夢なのに、たった1人を産むのにこんなに長い期間がかかるなんて。お産がこんなに大変なことだとは思わなかった」と不満をもらした。
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■「代理母出産を利用しよう」
そんな妻に、夫のガリプ・オズトゥルクさん(57)は「では、2人目以降は代理母に出産してもらおう。乳母を雇い、子供部屋の隣に住み込みで面倒を見てもらえばいい」と返答した。
トルコ出身の実業家で、観光、輸送、金融業界と手広くビジネスを展開するガリプさんは、3階建ての豪邸を所有する億万長者。代理母出産とはいえ、赤ちゃんたちは生理学上は夫婦の実子であり、「愛する妻がそれで幸せなら、経費など痛くもかゆくもない」という。