東京都、9日のコロナ新規感染者は440人　懸念のインド株も10件報告

東京都福祉保健局が発表した9日16時45分時点の東京都内の新型コロナウイルス新規感染者数（速報値）は、440人となった。重症者数は前日から3人減少して57人、65歳以上の新規感染者数は1人減少して29人だった。

検査件数の3日間移動平均（6日〜8日）は6,321.3件。また、都外からの検体持ち込みによる陽性者は10人だった。

新規感染者数を検査数の3日間移動平均で割った陽性率は、ほぼ横ばいで7.0％となった。

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■先週からは微減

2021年以降の水曜日の推移を見てみると、最も少なかったのは2月24日で213人まで減少。5月12日には969人まで増加していたが、その後4週連続で減少。今週は47人減となった。

前週同曜日との比較で減少するのは27日連続。なお、前日と比較すると71人増となった。

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■移動平均は400人台が続く

直近7日間の移動平均は401.6人で前日より微減し、7日連続で400人台に。ただし、対前週比は80.3%と大きく上昇した。22日連続で100％を下回っている。

また、年代別では、20代が135人と最多。30代が96人、40代が72人と続く。男女別では男性263人に対して女性は177人。東京都の累計感染者数は164,724人となった。

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■インド株は10例

また、この日に発表された死亡者は7人と前日から3人減。内訳は、90代が2人、80代が2人、70代が2人。50代女性でも1人死亡が報告されている。一方で、都内における変異株の陽性率は、90.8％（324件中294件）に上昇。

スクリーニングの結果、284件が英国株と呼ばれるN501Y型だったが、インド株と呼ばれるL452R型も10件報告されている。

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（文／しらべぇ編集部・タカハシマコト）