希少ウナギの密輸で大儲けの男が認知症に お金の在処不明のまま4年が経過し…

盗難を恐れて、認知症の人が現金、通帳、有価証券などをとんでもない場所に隠すことは、確かにある。

社会

2021/06/10 10:00

ウナギ・鰻・稚魚・ガラスウナギ・シラスウナギ
(Joyce Godsey/istock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

イギリスで、年金生活者を名乗っていた男について、思わぬ犯罪に手を染めていたことが発覚した。男はウナギの稚魚の密輸で巨額の収益を得ようとして捕まったが、認知症を患い、お金をどこにどう隠したのか思い出せずにいるという。

イギリスのメディア『Mirror』『The Sun』などが報じた。



 

■表向きは年金生活者

イギリス・サリー州チェシントンで2017年、表向きは年金生活者として暮らしていたギルバート・クーという男が、希少動物の密輸行為で大金を得ていたとして逮捕・起訴された。

ワシントン条約で絶滅危惧種と定められている、ガラスウナギの稚魚「シラスウナギ」をスペインから違法に入手し、いったんグロスターシャーの倉庫に保管。それを破格の値で買い取ってくれるマレーシアや香港の業者に、輸出していたことがわかっている。


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■冷蔵魚でウナギを隠す

クー被告による密輸行為は2017年2月15日、ロンドン・ヒースロー空港で、国境警備隊の職員が輸出品を検査するなか偶然に発覚。末端価格が82億円にもなる60万匹のシラスウナギをケースに入れ、それを一般的な冷蔵魚で覆い隠すという手口だった。

まだ生きていた29万匹はスペインに送り返され、当局が野生に戻し、続いて英国家犯罪対策庁の調査が始まった。

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■有罪判決の後に新たな問題

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