道中発見した警告文、その内容に衝撃 「大いに危険」の先で待ち受けていたのは…

京都のとある寺院で見かけた看板。「立ち入り禁止」とは若干異なる、なんとも警告文が記されており…。

2021/06/11 05:45


 

■看板の先にあったものに再度衝撃

まずはツイート投稿主であるキョンさんに、こちらの看板を発見した場所について尋ねたところ、京都府・京都市にある「勧修寺」(かしゅうじ)の庭に設置されていたことが判明。

なおキョンさんは注意を払いつつ看板の先へ進んだようだが、現地の様子について「看板の先は綺麗な蓮の花が咲く池を一周する道で、特に危ないことはなかったですが、途中に使われなくなった橋などがあります」と語っていた。

看板
(画像提供:キョンさん)

さらに進んだ先には全く同じ文言の「大いに危険」看板を発見し、再度衝撃を受けてしまうが、いったい何が危険というのだろうか…。


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■判明した「危険」が盲点だった

続いては、勧修寺の受付を担当している女性に「いったい何が危険なのか?」という質問をストレートにぶつけてみる。

すると、女性は破顔しながら「蛇が出るとか猪が出るとか、そういった危険ではないのですが…」「この先は野鳥が飛んでいる影響で、木の枝が落ちやすくなっているんですよ」と注意点について教えてくれた。春先は野鳥が活発に巣作りを行なう時期のため、頭上には特に注意を払う必要があったそう。

また他にも「池の囲いがないので、うっかり落ちないよう注意して頂きたいです」「奥の方に行かれてしまうと、入り口にいる我々の方からは見えなくなってしまうので…」と、注意点を語ってくれた。

なお、順路は池をぐるりと一周できるような形になっているため、どちら側から回っても早期に確認できるよう、注意書きが2つ設置されていたようである。


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■日本の「四季」が堪能できるスポット

やはり件の注意書きが気になって「何が危険なんですか?」と質問してくる観光客も多いそうで、受付の女性は「若い方なんかは物怖じせずに入っていかれますね」と笑顔で答えてくれた。ちなみに件の看板は、20年ほど前から設置されているそうだ。

勧修寺
(画像提供:キョンさん)

注意点ばかりが目立ってしまったが、勧修寺は四季折々の自然が鑑賞できるスポット。ツイート投稿主のキョンさんも「春夏秋冬違った自然の景色が楽しめるお気に入りの場所です」とその魅力を語り、現地の美しさが確認できる写真を複数投稿していた。

勧修寺
(画像提供:キョンさん)

やはり看板を初めて見た際はかなり衝撃を受けたようだが、池をぐるりとまわって写真を撮っていると、その美しさの前に看板のインパクトも霞んでしまうとのこと。

数々の素敵な写真を提供してくれたキョンさんの作品は、今夏開催の「JPS展2021」にて鑑賞可能。6月22日から27日にかけては京都市美術館別館、7月27日から8月1日にかけては愛知県美術館にて出展されるそうなので、ぜひこちらも足を運んでみてはいかがだろうか。

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(取材・文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ

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