日本記録に並んだ西武・平良投手にファン歓喜 藤川球児氏の記録についても…
西武・平良投手が開幕から無失点記録に並び、ネットでは絶賛の声が続出していた。
埼玉西武ライオンズは11日、本拠地・メットライフドームで横浜DeNAベイスターズに5対3で勝利。9回に登板した平良海馬投手が無失点で抑え、開幕から31試合無失点の日本記録に並んだ。
■変化球で打者を翻弄
この日の先発は、ベテランの内海哲也投手。ランナーを背負いながらも粘りの投球をみせ、5回6安打1与四球3失点でまとめた。後を受けたリリーフ陣は無失点でつなぎ、2点リードで9回を迎える。
記録がかかった9回に登板した平良投手は、変化球を中心に打たせて取る投球で打者を翻弄。1死から桑原将志外野手に左前ヒットを打たれたものの、そこからギアを一段上げる。
続く伊藤光捕手に対して、150km/h中盤のストレートで追い込む。そして、最後はカットボールでセカンドゴロに打ち取り、ダブルプレーで試合終了。これで中日ドラゴンズの田島慎二投手が16年に達成した、開幕から31試合無失点の記録に並んだ。
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■次回登板で記録を更新
試合後、平良投手は「いつも通り投げることができて良かったです」とこの日の投球を振り返り、次回登板で記録を更新したいと語った。
圧巻の投球内容にネットでは、「本当にスゴすぎる」「大一番でも平常心、めっちゃかっこよかったです」「このまま記録更新を期待している」「1試合でも長く、無失点を積み重ねてほしいです」など、絶賛の声が続出。
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■藤川球児氏の記録も視野
開幕を除く無失点記録(38試合)を保持する藤川球児氏の記録についても、「超えたいですし、1試合ずつ頑張ります」と話す平良投手。
この大記録はいったいどこまで続くのだろうか。今後の登板はさらにプレッシャーがかかると思うが、歴史を塗り替え最強のクローザーとして君臨してほしい。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)