小池都知事、都庁の「名物スポット」をワクチン接種会場にする“ウルトラC”
小池百合子都知事が、11日の会見で都庁をワクチン接種会場にすると明言。どのスペースを使うのか、具体的に説明があった。
小池百合子東京都知事は11日、東京都庁で定例会見を実施。東京五輪開催へ向け、東京都庁をワクチン接種会場にするという「ウルトラC」を明言した。
■感染者は漸減
「新規陽性者数の過去7日間平均は397.1人。なんとか400人を切っており、前週比では82.4%。国の基準ではステージ3に入ったという現状認識」と冒頭に切り出した小池知事。
「(現在は)第3波の爆発的な感染拡大の前とほぼ同じ水準。まだ十分に下がりきっていないという考え方が良い」と続け、警戒感をあらわにした。
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■新たに対策チーム
これまでも発生してきたいわゆる「リバウンド」状態も予見できるとし、「状況を変えていくゲームチェンジャーとなるのがワクチン。ワクチン接種をさらに加速させることを目的に、大規模ワクチン接種等推進本部を設置した。スピード感をもって取り組んでいく都庁内の組織になる」と、新たな方策も明らかにした。
現在、都内5会場などで検討している大規模接種の実施については、区市町村の接種計画や地域のバランスなどを考慮しながら具体的な調整を進めていくという。