小池都知事、都庁の「名物スポット」をワクチン接種会場にする“ウルトラC”

小池百合子都知事が、11日の会見で都庁をワクチン接種会場にすると明言。どのスペースを使うのか、具体的に説明があった。

2021/06/11 17:30



■都庁のドコが接種会場に?

また、都庁を接種会場にする新案も発表した小池知事。

「6月18日からは45階の都庁北展望室を活用し大規模接種会場を設置し、ワクチン接種を行っていく。安心安全の東京2020を実現するため、審判、選手村・会場などで選手と近い場所にいる関係者が対象」という。

接種業務は、日本歯科医師会や東京都歯科医師会、東京都看護協会、有志の医療従事者に協力してもらう他、大会のスポーツドクターにも協力を仰ぐと説明した。


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■珍しく辟易した表情

後半、記者から「20日で緊急事態宣言が期限を迎える。政府はまん延防止等重点措置への移行を検討しているとの報道もあるが、知事のお考えは?」と質問が飛ぶと、珍しく辟易した表情を見せ、「これって、いつも私はアナウンスメント効果がどうなのかなぁと思って心配するところなんです…」と目を細めて記者を一瞥。

何度も繰り返される「緊急事態宣言」「まん延防止等重点措置」に、国民の緊張感はとっくに解けていることを暗に示唆した形だが、「(都内感染者数が)7日間平均で300台にはいったということで、徐々に下がっているのですが、依然として高い推移。感染状況などを見極めながら、感染拡大防止に更に努めていく」といつもどおりの回答に終始した。

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(取材・文/しらべぇ編集部・キモカメコ 佐藤

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