9歳女児が親の車を運転し衝突事故を起こす 「海に行こうと思った」
泳ぎに行きたい。そう考えた姉妹が親の車に乗り込み、遠い土地を目指した。

大人が驚き腰を抜かすようなことを、子供は平気でやってしまうことがある。それをとんでもない行動で両親に示してしまった姉妹について、『People』などアメリカのメディアが報じている。
■鍵を持ち出した姉妹
アメリカ・ユタ州で暮らす9歳と4歳の姉妹が、「カリフォルニア州に行きたい」「ビーチに行き、海で泳げたら楽しいだろうな」とふと考えた。
この家庭では、普段は子供たちの手が届かない場所に鍵をかけて保管しているが、2日には、たまたま簡単に取れる場所に置きっぱなしにしてしまった。それに気づいた姉妹が「これさえあれば運転して遠くに行ける」と鍵を取り、両親が眠っている早朝を狙って家の外に出た。
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■ついに起きた事故
姉妹はさっそく親の車に乗り、9歳の姉の運転で海岸を目指した。幼いながら運転に関する基礎的な知識はあったようで、そのまま家から16キロほど離れた場所まで進んだという。
しかし、姉妹が乗る車は午前5時過ぎにセミトレーラーに衝突。けがをした人はいなかったが、現場にかけつけた警官たちは女児が運転していたことを知り衝撃を受けた。負傷者がいなかったのは、姉妹、そしてセミトレーラーの運転手がきちんとシートベルトを締めていたおかげだった。