警視庁が防災グッズに推薦する「液体ハミガキ」 長期保管の意外な真実があった
警視庁公式ツイッターが震災時の備えとして「液体ハミガキ」をオススメ。そもそもこれってそんなに長期間保管できるの?
■液体ハミガキって長くもつの?
一方で、液体ハミガキは長期間に渡って防災リュックなどに保管していて良いのだろうか。
ドラッグストア関係者に話を聞くと、「じつはほとんどの液体ハミガキ、ハミガキ粉には使用期限がありません。歯槽膿漏用など一部特殊な商品には期限がありますが、劣化が少ないためか期限を定めていない商品が大半で、パッケージには製造年月日しか記載がありません」と意外な回答が。
さらに「なので長期保管は事実上可能です。ただ、フタをコップ代わりにして口をつけたりすると雑菌が入り、早く悪くことはあるかも。ちなみに結構頻繁にパッケージが変わるので、ドラッグストアではその都度商品を交換しています」とも話してくれた。
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■「液体ハミガキ」と「洗口液」の違い
なるほど、これは水が使えない時に便利かもしれない。一本常備しておこうと記者がハミガキ粉コーナに行くと、そこには多種多彩な液体ハミガキが並んでいた。
しかしよくよく見ると裏面の表記には「液体ハミガキ」「洗口液」の2種類に大分されていることに気がつく。
これじつは用途が異なり、「液体ハミガキ」は歯磨き時に使用するもので、汚れを浮かせたり、歯を白くさせたりする効果があり、一方の「洗口液」は口臭予防や歯垢の付着防止などが主な効果で、こちらは歯磨き後に使うものなのだ。
そう理解できても、ほぼ同じデザインでそれらが区別されているものもあり、「これどう違うの」と液体ハミガキ初心者にはちょっとだけハードルが高かった…。
なので、ゼヒしっかり裏面を見てから購入することをおすすめしたい。
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(取材・文/しらべぇ編集部・キモカメコ 佐藤)