9歳娘が大好きな父親の盾になり死亡 麻薬密売のトラブルとは知るはずもなく…

父親は最近まで服役していた麻薬のディーラーで、敵対する人物は多かった。娘はそんなことを知る由もなかった。

社会

2021/06/13 07:00

父・娘・親子
(Sasiistock/istock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

犯罪を繰り返す男の目の前で、幼い娘が殺されるという悲劇的な事件がブラジルで起きた。父親への愛情と勇気が仇になってしまったという。イギリスのメディア『The Sun』『The Scottish Sun』などが報じている。



 

 

■腹部を撃たれた娘

事件はブラジル北東部のパライバ州の民家で、6日に起きた。銃を手にいきなり自宅に現れた暴漢が、父親の命を狙っていることに気づいたアネ・ガブリエレ・リマ・ダ・シルバちゃんは父親の前へ立ちはだかり、腹部に銃弾を受けて死亡した。

大好きな父親をかばおうと、とっさに盾となったアネちゃんは、わずか9歳だった。


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■麻薬の売人だった父親

愛娘が撃たれて死亡したのを見て、裏庭に逃げ込んだ父親のマルコス・マリニョ・ブリト(41)だが、こちらも射殺された。目撃者は4人の男性が現場からバイクで逃走したと話しており、警察が彼らの行方を追っている。

マルコスは麻薬の売人で、ある殺人事件に関ったため2020年に投獄され、3ヶ月前に出所したばかりだった。密売組織や敵対するグループとの間で何らかのトラブルがあったとみて、警察は情報の収集にも努めているという。

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