張本勲氏、日本人MLB選手に「戻れない規約」設置を提案 筒香選手には帰国促す
山口俊投手の巨人復帰に憤りを持つ張本勲氏が「アメリカに行った選手は2年間日本プロ野球で働けない」などの規約設置を提言。一方で筒香嘉智選手には早期帰国を促し、視聴者が戸惑うシーンも。
13日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、張本勲氏がサンフランシスコ・ジャイアンツの3Aを退団し読売ジャイアンツと契約した山口俊投手に苦言。選手の日本プロ野球とメジャーリーグの往来についても、「制限するべきだ」と訴えた。
■日本復帰の山口投手に苦言
サンフランシスコ・ジャイアンツの3Aに所属していた山口投手が、日本の読売ジャイアンツと契約したニュースを見た元読売ジャイアンツ選手・監督の堀内恒夫氏。
厳しい表情で、「大きな戦力にはなると思うけど、アメリカに行ってすぐ帰ってきた選手を採っていいんですかねえ」と疑問視する。
張本氏も「全くその通りよ。芝居の幽霊じゃあるまいし、出たり入ったりね、日本のプロ野球界が荒らされるよ。アメリカ旅行に行くつもりで行ってもらったら困るわね」と苦言を呈した。
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■規約設置を提言するも…
さらに張本氏は「規約を早く作ってもらいたいんですよ。帰ってきたら、2年ぐらい日本ではプロ野球では働けないとか。いろんな規約を作らないとね。もう行くの勝手、帰るの勝手。荒らされますよ」とコメントする。
関口宏は「ああそう。そんなことは、規定がないわけですね、今のところ」と話す。張本氏は「ないんです、ないんです」と応じ、日本プロ野球からメジャーリーグに移籍した日本人選手について、「日本球界に戻ることを制限するべきだ」という見方を示す。
そんな張本氏だが、ドジャース・筒香嘉智選手の話題では「よく知ってるから余計心配。早く帰ってくればいいのに」と、帰国を促していた。