ビートたけし、菅義偉首相の答弁に苦言 東京五輪は「安全対策抜群なら見たい」

ビートたけしが菅義偉首相の東京五輪に対する発言について独自の見解。東京五輪について、「見たい」と発言する一幕も。

2021/06/13 15:10


ビートたけし・北野武

13日放送の『ビートたけしTVタックル』(テレビ朝日系)で、ビートたけしが、菅義偉首相に苦言を呈し、東京オリンピックの開催について独自の見解を示した。



■菅首相の発言に出演者が憤慨

番組では菅首相が党首討論で東京オリンピックについて、「世界が新型コロナという大きな困難に立ち向かい、世界が団結して乗りこえることができた。そうしたことも、日本から発信したい」と話した様子をVTRで放送。

この発言について、阿川佐和子や大竹まことが「乗りこえられていない」と憤慨。アルピニストの野口健も「コロナに打ち勝てていない」と指摘する。

東国原英夫は「尾身先生が『このパンデミックのなかでやる意義は何ですか』って聞かれて、それに対する答えがもう、政府内では統一見解になってます。つまり『新しいコロナ禍の社会を動かすんだ』ってことと、『みんなで統一して、一致団結してコロナに打ち勝っていくんだ』っていう、戦いの象徴にあるんだと。そういうふうな答えに今、なってます」と説明した。


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■たけし「晩年の日本兵みたい」

話を聞いたたけしは「それはお前、晩年の日本兵みたいなもんじゃないか」と指摘。

そして、「第二次大戦の失敗した原因が『まだ勝ってる』って、言ったんだから。負けるとわかっていて、戦争をずっと続けているみたいなものじゃないか」と、冷静に話す。これには東国原も「おっしゃる通りです」と同調した。

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■「安全なら見たい」
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