地上90メートルの階段、何かがおかしい 「仮設じゃないの…?」と二度見するレベル
「都会」の象徴とも呼ぶべき存在の高層ビルだが、よくよく見ると思わず恐怖で震えてしまいそうな物体が…。
■じつは「階段」本来の用途でなく…
改めて説明することでもないと思うが、「階段」とは高低差が存在する場所への移動を円滑に行うための設備。そのため階段の利用には「移動」が伴うワケだが、じつはこちらの階段はそういった用途以上に重要な役割を担っていたのだ。
管理会社の担当者に話を聞くと、外階段は「空中照明階段タワー」に向かうための階段であることが判明。こちらにはその名の通り「ビルを照らすライト」が配置されているそうだ。
そういった作業用だとしても、この階段は流石に心もとないのでは…と疑問をぶつけてみたところ、「こちらの外階段は、デザイン上のこだわりで設置されたと聞いております」という回答が。
「外階段の対角線上、2棟連結のもう一方のビルであるタワーウエストに、展望台へ上がるためのシースルーエスカレーターがあり、こちらとのバランスを取るために設置された」とのことで、全体のバランスを加味してデザインされた階段ということが判明したのだ。
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■地上からの高さを聞いてゾクリ
さらに詳しく話を聞くと、同ビルの設計段階から、機能として必要である話題の外階段をはじめエレベーターやエスカレーター、そしてビルとビルをつなぐブリッジなどは、「空中都市に向けての道具一式」というまるでファンタジーのような呼称を持ち、ひとつひとつデザインされて建物の性格を決定づけている。
ちなみに外階段は地上から約83メートルの高さに位置しており、最上段は90メートルにまで達すとのこと。聞いただけで足がすくんでしまう数値だが、もちろん一般の利用客は立ち入りできないエリアとなっている。
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(取材・文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)