堀ちえみ、絵本の朗読に挑戦 現在の話し方は「今このときにしかないもの」
舌がんの手術を経験した堀ちえみが、絵本の朗読に挑戦。そこに込められた思いや決意についてつづっている。
歌手・堀ちえみが16日、自身のAmeba公式ブログを更新。絵本の朗読に挑戦したことを明かした。
■発語のリハビリ用の絵本
堀が朗読したのは、絵本作家・まえをけいこ。さんによる『10のことば』(扶桑社)。
堀は2019年にステージ4の舌がんを患い、舌の6割を切除して太ももの一部を移植する手術を受けた。堀の家族が「発語のリハビリ用の絵本を」と、旧知のまえをさんに依頼して同書が制作されたという。
絵本には、「おはよう」「いただきます」といった挨拶の言葉を通じ、ありふれた日常の尊さ、世界の美しさがつづられており、堀が朗読した音源を聴くことができる二次元コードが収められている。
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■絵本は今月24日に発売予定
堀はブログで、「今月24日にこのような絵本が、扶桑社から出版されます」と告知。
今月1日に都内で行われた超音波診断装置の発表会に出席した際には、少し話しづらそうにする一幕もあったが、「舌がんはまだまだ、克服できたとは決して思ってはいませんが、今のこのお喋りの仕方は、今このときにしかないものです」と力強く記した。